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2022年2月28日

施餓鬼会用のお塔婆も作り直し 大随求(だいずいく)菩薩

前回はお塔婆の記事でした。お塔婆を短いものにしたことは何度か書いてきました。

お塔婆は「もみの木」から作られると書きました。ご法事で来寺されたお檀家から「クリスマスツリーと同じなんですね!?」とお聞きしました。福性寺に来る前にホームページを読んだとのこと。さらに「(もみの木が)小さな時はキリスト教用、大きくなると仏教ですね?(笑)」何も答えられず!でした。

関根国八商店様撮影お施餓鬼用塔婆の原版を作っています

福性寺用の施餓鬼会用塔婆の原版を作っています(関根国八商店様撮影)

お施餓鬼会(福性寺では4月23日)用のお塔婆も5尺塔婆に作り直しが必要となりました。

従来の施餓鬼会用6尺塔婆の梵字は私が書いたものです。今回は、梵字など全て先代住職のものに変えました。

お施餓鬼用の塔婆には、年回忌用と同様に、上から梵字、キャ(空)・カ(風)・ラ(火)・バ(水)・ア(地)の4字と、種字(ハラ、大随求(だいずいく)菩薩・願いを思いのままに聞きとどける)があります。次の、小さな字の胎蔵界大日如来真言(オンアビ・・)も従来と同じです。漢字は、施餓鬼者爲先祖代々菩提也 布主(=施主)です。短くなったために、省略可能な字を除きました。

実は、お塔婆を建立した施主名(お檀家・ご信徒様名)は、裏に書くことが普通です。しかし、福性寺では大正時代から表に書くようになっていました。そのまま踏襲しています。

お檀家の皆様は、年回忌や行事にあたり、ご先祖様への好意のお供物・お手紙、墓標を新たにすることや、仏様の個別のお墓・墓標を造るなどのお気持ちで、お塔婆をお供えしているようです。

ところで、今年の施餓鬼会ですが、どのように開催するか、全く予定がたちません。新型コロナウイルス・オミクロン株のパンデミック次第です。とりあえずは、「コロナ前」のようには開催できないと考えています。

前回お塔婆に関して書きました。

令和4年2022年2月22日ウッドショックとお塔婆 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/11326

最近、お塔婆のサイズを小さくしました。先代住職による梵字です。

令和3年2021年8月15日梵字はそのまま お塔婆のサイズを短く http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9717

お塔婆の形がよくわかる写真です。この時の梵字は私が書いたものです。コロナ下の施餓鬼会。

令和2年2020年4月23日令和2年施餓鬼会(せがきえ)速報4月23日 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5905

「コロナ」の前年の施餓鬼。たくさんのお檀家・ご信徒様です。

平成31年2019年4月23日今日の施餓鬼会(せがきえ)のご報告 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3235


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