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2019年1月31日

今日の葬儀 「何から何まで」住職の考えで

昨日1月30日は、夕方4時半から枕経と通夜の法要でした。通夜は住職一人でおうかがいしました。今日は朝10時からの葬儀でした。この葬儀開始時間は私がおすすめしました。院代様と私の二人で読経をしました。私どもの帰寺は、午後2時前でした。葬儀場は寺に近い町屋火葬場・葬儀場を選んで頂きました。喪主様のお家から、最も近い葬儀場は四つ木葬儀場です。しかし、寺に近づいて頂きました。有難いです。「何から何まで」住職の考えをお尋ねくださり、本当にありがたいですね。いつものように、葬儀では自己紹介と式の次第(進行の順)を説明致しました。遠くからおいでのご親戚から「お葬式の説明を初めて聞きました!説明があってよかった」とお聞きしました。通夜に丁寧にご説明しましたので、葬儀ではごく簡単な説明をしただけでしたのに。

ところで、私が感動したことは、喪主様の会葬者に対するご立派な挨拶です。私は喪主様が生まれるまえから喪主様を知っています(エーッ!ですか?)。つまり、お母様が妊娠中から知っています(笑)本当です!とても、ご家族と一緒に喜びました。また、小学校にあがる前の子供時代もよく知っています。私の法衣(=ころも)のすそを握って、はなさなかったからです。小学生(シャベリの得意なかわいい坊やでした)、中学生/高校生(シャイでお利口そうな印象でした)、大学生(入学の難しい立派な大学で勉強しました)、社会人(ハンサムでナイスガイ=表現が古い!です)になってからも、お墓参りに来て頂きました。昔のあのお子様が今日は立派なご挨拶ですから。

葬儀に同行した院代様のお机です 左端から「にょうばち」ご詠歌道具 左端に木魚のバチです

今日の葬儀に同行した院代様のお机です 左端から「にょうばち(にょうばつ、仏教シンバル?)」ご詠歌道具 左端は木魚のバチと木魚です 仏教ドラとあわせて「にょうばち」とも言います ご詠歌に関してはまだまだ(+まだ)勉強中です

以下は一般論です。以前も書いたことですが、かさねて以下を書きます。

〇家族葬の通夜では、6時開始にこだわることはありません。また、葬儀は10時に開始すれば、そのあとはゆっくりできます。

〇火葬場付属の葬儀場で葬儀を行うことが、独立した葬儀会社の葬儀場で行うよりも「必ず」安価です(実際の葬儀に関しては平成30年・2018年12月20日の記事を参照して下さい)。火葬場付属の葬儀場は、駐車場も多いです。皆様の疲れも少ないです。

〇ただし、火葬場付属の葬儀場は、お金と時間を節約できるため、混んでいます。このため、葬儀会社の葬儀場よりも3日程度葬儀が遅れます。それでも、大丈夫です。ご遺体は、死後7日ぐらいでは腐敗しません。病理医(私です)が保証します。病理医については、キーワード検索して下さい。

〇家族葬では、たくさんの会葬者に遠慮することなく、釈尊(お釈迦様、ブッダ)のお話を着席した皆様に説明できます。家族葬は、僧侶・仏教者にとって、お寺の人気の維持や回復の貴重な機会と考えています。

〇最近は、病院などに出入りしている業者に葬儀を依頼するご家庭は、少ないです。


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