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2019年1月1日

あけましておめでとうございます「ギャーテーギャーテー...」

お檀家・ご信徒・町会の皆様には、元旦読経会にご参加頂き誠に有難うございました。例年の通り、たくさんの皆様にご参加頂きました。今年は若い皆様が多かったです。

般若心経は2回読みます

元旦読経会に限らず読経会では般若心経を2回読みます 皆様大変ご立派な読経です 黄色の紙は「福性寺版朝暮勤行法則」 昭和42年1967年から配布 現在第13版3千枚(3万3千1から3万6千番)を配布中

皆様と読む仏説摩訶般若波羅蜜多心経では、2回音読後、住職が「ギャーテーギャーテー...」句を「ガーテーガーテー...」とサンスクリット語風に発音しました。実は、お檀家の一周忌法要では「ガーテーガーテー...」と発音したあと、この句の意味を皆様に必ず説明しています。

本日も、「ガーテーガーテー...」句について、先代住職の翻訳に沿って意味を説明しました。今回で2年連続して説明しています。説明・翻訳は、先代住職著の「般若心経解説**」にあります。つまり「行道よ、行道よ、彼岸に至る行道よ、彼岸に至る良き行道よ、さとりの智慧よ、成就してあれ」(58ページ)「道よ、道よ、彼岸に至る道よ、彼岸に至る良き道よ、菩提よ、満足してあれ」(100ページ)です。単に外国語学者・サンスクリット学者として日本語に翻訳して意味を知るのではなく、日本語でも仏教経典として音読するために、僧侶・学僧!として翻訳したと聞いています。

また、法要の最初の(発)音「オーム(オーンと聞こえます)...」(聖音)についてふれた後、仏讃歌(西洋音楽)の歌詞には、お大師様(弘法大師)の「即身成仏」と「密厳国土」の意味があることを、ご説明しました。

ダライ・ラマ14世(現法王)が「...研鑽することが大事...般若心経を暗唱するだけでは不十分...」と話していることを思い出しました。

**平川出版社 初版は1983年、以降も版を重ねています。

 

 


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