去年の春のお彼岸の前に、新しいヒイラギの木を植えました。ヒラギノの木が枯れてしまったからです。
皆様がご存知ですが、節分には、門や軒先にヒイラギと鰯(イワシ)の頭を飾る風習があります。よくわかりませんが「イワシの頭も信心から」なんて言葉もありますね。
なぜイワシの頭を飾るのでしょうか?これは皆さんはよくご存じです。ヒイラギはトゲトゲの葉です。焼いた後のイワシはニオイがあります。
以上のトゲトゲとニオイの効果で家に鬼を寄せ付けないようにするため、ですね。
母が健在な時には、節分には必ずヒイラギとイワシをかざっていました。大正時代生まれでした。その後は会計係が引き継ぎました。
普段は焼きイワシは家では食べることはありません。「家じゅうが焼きイワシのニオイとなりますから」という人がいます。
ニオイを嫌う人がいる!それ鬼?(笑)イエイエ違います。鬼のような人?イエイエちがいます。「マル秘」です。黙秘します。
しかし、節分では、文字通りの「生臭な坊〇」(笑)になることができます。私にとって節分は「焼きイワシと大根おろしの日」です。冷(ひや)の日本酒があいます。うれしい!
なお、翌朝にはイワシの頭がなくなります。ノラニャンコのご馳走です。節分は私にとっても、ノラニャンコにとっても「美味しいものを食べることができる日」です。
食べる部分は、頭と体(胴部)の違い、分業、ですけれど。頭だけでは、寒空にノラニャンコがかわいそうでかね。
令和6年2024年3月22日お彼岸前の植木の追加 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/21997
令和2年2020年12月25日 パンデミック予言 「おみくじ」大吉と石田三成https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7644