令和元年・2019年5月9-11日は、「第108回日本病理学会総会」でした。有楽町の東京ホーラムで開かれました。9日(金曜日)には、私も1題発表し口演でした。「肉腫は前がん病変がなくて発生する」との定説に反対して、「脂肪肉腫は脂肪腫(良性腫瘍)から発生する」と言うものです。身体から出っ張っているもの(脂肪腫など)や、かたいもの(癌など)ができてきましたら、医師に相談ですね。
70歳(私です)!でまだ一般演題(大学院生や若い医師が演者に多い)をやっているの?!とあきれられ驚かれました。学会は午前8時から始まります。さらに早い時間からの会議もあります。11日(土曜日)には、寺を7時前にでて、以前の共同研究者の講演を聴きに出かけました。到着は7時半前で会場には2人だけで、座長(司会)と私だけでした。それでも、講演開始時間には30人以上があつまり、ホットな議論がありました。早朝から病理学者・病理医は頑張っています。
この日、11時からの法要に備えて、いそいで寺に帰りました。お施主様(発起人兼スポンサー?)には、車椅子が必要です。寺の車椅子を掃除・用意して、いつも通り車椅子担当の助手!の男性も手配しました。福性寺はバリアフリーではないのです。本堂と客殿の近くまでお墓がありスロープを作る余裕がありません。このため、事前の準備により、車椅子のお施主様を受け入れる準備は万全と思っていました。しかし、残念なことに、お施主様の突然のご病気で、入院となったため欠席となりました。安定はしているようです。亡くなった方は、もう一度亡くなりませんから(つまらないことを言ってごめんなさい!)、入院中のお母様を大切にして下さい!とお子様などにお話ししました。
また、ご本尊様、本位牌(漆塗りなど)、仮位牌(白木)、ご遺影、供花、参加者など本堂内とお墓参りの様子など、たくさん写真を撮影して、入院中のお母様にご覧頂くようにお願いして、たくさんのイメージのお土産を実行して頂きました。私も、お檀家への最近のお見舞いには、iPaDやラップトップパソコンは必需品ですね。ご本尊様やお墓のイメージを持ち歩いています。また、寺のホームページをご覧になって頂いています。お檀家の皆様には、喜んでいただけますね。