お寺では、四十九日忌を七七日忌と言うことが多いです。
以下は福性寺の場合です。
福性寺のお檀家は、七七日忌=四十九日忌には、法要後ご遺骨をお墓に納めることが多いです。
当日、お檀家にお持ち頂くものは、ご遺骨、お布施、お塔婆布施(お塔婆料)です。お茶代やお膳料を頂くこともあります。寺でご用意した生花とお供物(水菓子など)と石材店への支払いのためのお金も必要です。
ご本尊様前のお生花、お墓用のお生花、ご本尊様前のお供物は、寺でご用意することが普通です。参加者へのご接待のための、お茶とお茶菓子は、寺で用意しています。しかし、立派な和菓子や洋菓子をお持ちになるご家庭も多くあります。お招きした皆様を大切にするということでしょうか。お線香は寺に常備しています。栃木県鹿沼市の国産のスギの葉のお線香です。日光などのスギの葉ですね。
また、可能な限りお墓の清掃を寺が行っています。一応、お檀家に事前にお墓の掃除をするようにお願いはしていますけれど。しかし、大きなお墓や、寺に人出がない時には、寺によるお墓の清掃はできません。大きなお墓では、千~二千円程度を墓地の清掃の担当者にお渡しするようにお願いしています。
しかし、最も大切なことは、いわゆる「忌明け」のお気持ちをご遺族の皆様に持って頂き、少しでもお元気になって頂くことでしょうか?