本日、午前中にお檀家の新夫婦の婚儀の奉告法要を行いました。
真言宗式の結婚式やその奉告法要を要約すると、1.ご本尊様並びにご先祖様に、新夫婦の結婚の報告をすると同時に、加護を祈念することと、2.三帰(三宝帰依)、十善戒(機会をみて説明します)を授けることです。
式は住職の表白(法要の趣旨と願いをご本尊様に表明)に始まります。お経は、院代が「吉慶讃」を唱え、参加者全員で「般若心経」を読み、その大意を説明しました。その後、西洋音楽「お誓い」を歌いました。十善戒に基づく生活をすると、平和で満ち足りた結婚生活を送ることができます。十善戒(加えて在家五戒についても)について、詳しく口語の説明を致しました。
ご本尊様、ご先祖様に捧げるお焼香も致します。最後は墓参をして終了します。
なお、結婚式やその奉告法要の時の服装は、平服、普段着でも構いません。
平成28年2016年5月8日 結婚式の戒師を務めました・・・https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/77