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2017年2月18日

総代様会と早咲き桜 宗教法人会計支出

平成29年2月7日に福性寺総代様会が上野(中国料理「翠鳳」)で開かれました。ご出席は4人の総代様と総代様のご家族1人、住職とその家族が2人の合計7人でした。副住職は町屋葬儀場で告別式を執式のため、欠席でした。

平成28年の福性寺の決算書(収入、支出、繰越金)などの項目ごとの説明に続いて、総代様に福性寺の現状(お檀家の増減など)について住職が説明致しました。

年間のお葬儀のお布施の一覧表を総代様会では回覧しています(個人情報を含まないデータです)。住職、職員の給与を含めて、福性寺の会計は総代様には公開です。また、決算書は東京都に提出が義務となっています。

30年以上前(住職の就任時)から葬儀のお布施と車代やお膳料などを含めて、一括して布施として領収証を発行しています。お檀家の代替わりの経費となることを説明しています。相続税対策です。「現在までの高額のお布施をご不審と思いますが、皆様の父母ご先祖様の安楽のために、ご先祖様にお供え頂いたとお考え頂けましたら有難いです」と最後に結びます。

水屋前のおかめ桜

水屋前のおかめ桜

白山堀公園近くの安行寒桜

白山堀公園近くの安行寒桜

また、この国の人口(=お檀家)減少に備えていることをお話しています。

福性寺はお檀家が多くはありません。また、資産も少ない寺(一言でいうと「小さな寺」)です。明治時代から大正6年までは無住職寺であり、その後も無住職の期間が5年以上もあったほどです。つまり、つぶれそうなお寺でした。

このため、20年ほど前(西暦2000年頃)から、福性寺が無住職寺に戻らないように、また廃寺にならないように考えてきました。このため、寺からの職員の給与はとても少ないです。

特にお檀家・ご信徒からの収入(宗教的収入)は、住職とその家族や院代の給与・生活費となることはありません。

現在、境内ではおかめ桜や安行寒桜が開花してきました。もうすぐ、春が来ます。春のお彼岸には、どうか墓参においで下さい。彼岸会読経会(3月20日、お中日=春分の日、午前11時から)に、ご参加下さい。温かい服装でご参加下さい。


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