「建設アスベスト集団訴訟」が和解の方向で基本合意されそうです。政府の方針は「早期救済」です。訴訟が始まってから13年で、ようやく基本合意です。アスベストを原因とする悪性中皮腫や肺がんで、たくさんの人が亡くなりました。現在も苦しんでいる人がいます。建設材料として「奇跡の材料」「夢の材料」と言われたこともあります。日本ではアスベストの全面使用禁止が少し遅れましたが、いまだに使用している国(中国など)があります。
ところで「救済」は、仏教の世界では、釈尊(シャカ・ブッダ)の教えに従うこと(仏教徒となること)であらゆる苦(解決できないこと)から救われることを言うと思います。
釈尊の救済と同じように、アスベストの毒性が明らかになった時点で「早期に」「救済」があるとよかったと思います。
以前、アスベストや肺がんについて書いたことがあります。過去記事の中のアスベストなどを見て下さい。
2017年11月9日アスベスト(石綿)昨日の真理 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/795
2019年3月24日お線香立てにタバコ!改正健康増進法案 喫煙指数 肺の写真 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2969