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2021年12月14日

ヒッツキグサ 知っていますか?センダングサ「誰もが如来(完成者)になれる」

福性寺の塀(へい)にまとわりついているツル草を清掃するために、隣接する白山堀公園の藪(やぶ)を歩きました。塀にまとわりついているツルや雑草を切りながらです。

ヒッツキグサ「アメリカセンダングサ」の種 作務衣のズボンや靴下にびっしりついていました7~8割がた取り除いてから写真を撮りました

ヒッツキグサ「アメリカセンダングサ」の種 作務衣のズボンや靴下にびっしりついていました 7~8割がた取り除いてから写真を撮りました  子供のとき以来のことです

作務衣(さむえ)が子供のころと同じようになりました(写真)。いつの間にか付いていました。子供のころは「ヒッツキグサ」(とか「クッツキグサ」)と呼んでいました。皆さんは何と呼んでいましたか?植物版ストーカー?(笑)

作務衣に着いた種は「センダン」の種です。「外遊びの専門家」だった子供のころは、たくさん服につけて帰宅し母によくおこられました。

調べました。正式には「アメリカセンダングサ」が学名らしいです。米国!由来の帰化植物とのこと。アメリカ?アメリカザリガニ、アメリカシロヒトリもありますね。

ヒッツキグサの種を取り除くのに、とても時間がかかりました。それにしましても困った雑草です。ヒッツキグサに気がつかなかった自分の不注意をいまいましく思いながら、きれいにしていました。取り除きながら、生物学者であった昭和天皇は「雑草と言う草はない」とおっしゃっていたことを思い出しましたね。いかにも学者らしい陛下のお言葉と思いました。

また、ヒッツキグサの種の先が服に食い込んでいて、種を取るのはとても面倒です。12月になってから、すす払い、大掃除や除夜の鐘と煩悩(ぼんのう)を関係づける記事をいくつか見ました。そこで勝手に!煩悩にたとえながら取り除きました。(笑) 本来、人は心身が清らかであって、煩悩により清らかであることが明らかでないとか。如来(完成者)になりうる(覚りをえる)可能性を誰もが持っている(如来蔵思想)とか仏教者はいいますね。

しかし、今回は取り除いても、よごれた生地が出てきただけでした。作務衣に種や草の土ぼこりが付いしまっていたようです。煩悩と同じで、簡単にはきれいにならないようです。

ところで、お寺では、栴檀(せんだん)を香木・白檀の名前として使うことがありました。白檀とは別に、「栴檀」と言う樹もあるそうです。栴檀は強くはありませんが芳香を放つそうです。

 

植木職人さんの仕事が進行しています。落ち葉の季節ですが、墓地の清掃を行っています。年末・年始の墓参においで下さい。

最近同様に自然に関する記事を書きました。

令和3年2021年11月24日境内には自然があります ドロバチ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/10539


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