春のお彼岸会の墓参にお出かけ下さい。福性寺では早咲きのサクラが散りかけてきました。
令和3年の大晦日に亡くなりお戒名とその説明書をお送りして、お骨になって頂いていた仏様がおいででした。
事情があって3月5日に仙台に日帰りで出かけて読経をして参りました。葬儀に読むべきお経を全て読みました。
お彼岸中の3月19日、ご家族の皆様がお集まりになり福性寺に埋骨しました。
三代にわたる仏様が福性寺のお墓においでになります。お檀家になって以来、60~70年以上のお檀家です。
私が高校生か大学生の時でしょうか、喪主様のお祖母様から盂蘭盆会(7月13日~15日)のお檀家訪問読経=お棚経のおりにお布施を頂戴していました。本当に有難いお檀家です。
今回の仏様は、江戸っ子気質の方でした。お嬢様方からお聞きすると、なかなか厳しいお母様であったとのことです。つまり立派なお母様でした。旦那様や男性の意見を大切にしたとのこと。最近の日本人からみると、戦前生まれの皆様はしっかりしているところがおありです。私はとても好きですね。
お戒名は「お子様に物心両面で恵を与え、仏教的・現世的に美しく、皆様の心を和ませることのできた、また、いつわりのない人生をおくったご長命な仏教者」です。
なお、仙台には2軒のお檀家がおいでです。葬儀などのために、何度か仙台に出かけたことがあります。
医学研究者として、学会など出張が多かったです。また、製薬会社の依頼で講演旅行も多かったです。医学講演のために、山口県を除いて、すべての都道府県の県庁所在地に出かけたことがあります。でも、知っているのは、駅・空港、講演会会場とホテルだけです。
僧侶としての出張は数えるほどです。
平成28年 2016年5月24日 仙台市・・・出張(平成二十八年五月) 老人ホーム https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/100