昨日、郡山市の阿弥陀寺様(ビッグネームです)の先代住職大僧正小田弘毅師のご内室様、現住職のご母堂様の葬儀に参列してきました。朝8時半に福性寺を出発し午後4時半に帰宅しました。新幹線は頼もしいです。
弘毅師は、戦後、福性寺から大正大学に通いました。4年間、いわゆる「随身」をしたわけです。
子供のころ大正大学の食堂でデザート、あんみつをごちそうになりました。なつかしいです。
しかし、思い出すことができるのは、大正大学のデザートと、よく勉強をしている後ろ姿です。昔の宗教大学の学生はよく勉強しましたね。今もですか?
いろいろな行事をおこし、郡山市随一のお寺を作りました。弘毅師も現住職も真言宗室生寺派のナンバー2のお役目を務めています。
弘毅師が亡くなったあと、その足跡を訪ねるセンチメンタルジャーニーに、ご内室様をお招きしたことがあります。やはり、なつかしいです。今回の葬儀で「松平藩の屋敷に行儀見習いのために・・」とか「お父様が文部省が認可した自動車練習場を経営していた・・・」今では決して聞くことのできないお話を聞きました。行儀見習いや文部省が認可ですから。この様な背景を持っていらっしゃるので、どなたにも、いつもニコニコ(和顔施)で、控えめであったんですね。現住職様に、たくさんのアドバイスがあったのではないかと思いました。
30年以上前ですが、招かれまして仏教と医学に関する講演をしました。他の郡山のお寺で講演をしたこともあります。
阿弥陀寺様があるばかりではなくて、8年ほど前まで10年間福性寺で勤務した林師や、50年近く前に「随身」して大正大学に通学した星師のお寺があります。今回、お二人にお会いできました。皆様がご立派で誠実な方ばかりで、福性寺では「福島県人は真面目である」と定評があります。
福性寺の涅槃仏様は、弘毅師が父の13回忌に事業をするようにと提案頂き、寄付も頂きました。ありがとうございました。
また、福島県は、猪苗代湖や五色沼など風光明媚な場所ばかりです。加えて、野口英世記念館が近いので、子供を連れて、なんども福島県を旅行しました。出身大学の前身の済生学舎の出身ですから野口英世博士(ノーベル生理学医学賞候補)には親近感があります。
福島県、郡山は私にとっては思い出の土地です。なつかしいです!年齢ですかね。
人情や景色ばかりでなく、本場で「薄皮饅頭」を食べる楽しみもあります。
以下の記事の写真説明をご覧ください。
平成31年2019年2月11日涅槃会2月15日 ウェーサーカ(ウエサカ)祭https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2655
令和3年2022年5月11日長い留守をよろしくと電話 そしてお墓https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12106