8月29日の午後1時前、酷暑の陽射しの中、母子お二人でご来寺いただきました。アポの電話はありませんでした。
「ご自宅の近くに福性寺があった」ネットで調べたそうです。福性寺や石材店のホームページ(HP)をご覧になっていました。
本堂=ご本尊様の前で、お話をしました。本堂の冷房は強力ですからすぐに涼しくなります。
お二人は都心のお寺のお檀家であり、ご実家のお墓は「遠くのお寺」にあるとのことでした。お寺の本堂にあがることは珍しくはないようです。
さて、ご本尊様の前ですから、我田引水はできません。お話をよく聞き「ご家庭のコンサルタント」として考えるようにしています。会計係からは寺の運営(経営)の責任者としては、これは評判が悪いです。「よいお寺なのですから、もっとお檀家になることをお考え頂くようにしては・・・」と何度か言われています。
秘密を守る義務がありますから、以下、表面的な事柄だけ書きます。
ご実家の「遠くのお寺」の墓地について「お墓の正式な後継者は誰もいなくなりました」「ご先祖様がお寺に永代供養になりそうです」しかし、ご実家出身のご来寺のお二人は「永代供養はイヤで、ご両親と先祖のために新たな墓所を探している」と。
親戚の娘様(ご来寺のお二人とは別人)が「遠くのお墓」の継承を希望しましたが、その寺では、女性では新たな後継者になれないそうです。女性ではお檀家になれない?アレアレ?
以下、二つを提案しました。
1.ご来寺のお二人のご家庭の都心のお墓に、「遠くのお墓」を合同することが最も良い方法です。まず、ご来寺の皆様の菩提寺である都心のお寺に相談して下さい。
2.ご来寺のお二人ではなくて「新たな後継者となろうと考えた親戚の娘様」が福性寺に埋まるつもりであれば、福性寺にお骨を引っ越して下さい。歓迎します。これはお葬儀の布施を期待しているのではありません。新たな檀家様に、真剣に住職の話を聴いて頂きたいからです。
私は「葬式坊主」で「お墓の管理人」(笑)かもしれません。しかし、ご本尊様とお大師様のパシリですから、檀家様には、住職の話を聴いて頂き、精神の平静と心の安定を少しでも得ていただきたいと考えているからです。
福性寺の墓地の永代使用料などはHPを通じてご存知でした。さらに話を続けました。
1.お檀家をやめる(離檀)時は、墓地を更地にしていただくだけです(石材店への支払いは30万円ぐらいでしょう)。「離檀料」はありません。お骨を引っ越す(福性寺から移動する)時は、無料で離檀できます。
2.お骨を福性寺に置いていく(永代供養・永代安置)時は、数万円程度の供養料をいただけるとありがたいです。これはお骨の数によります。「離檀料」はありません。
「頭が整理できました」とありがたいお返事いただき、お帰りになりました。
酷暑のなか「お寺に出かけてよかった」とお考えいただくことができたのでしょうか。
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