10月4日に「檀家になりたいです」とのお電話を頂きました。私の執式する法要に出席したことがあるらしいです。
旦那様(故人)のことをお聞きすると・・・つらそうです。
足立区にお住まいとのことです。足立区には霊園がたくさんあることをお話しました。北区には少ないです。
ご事情を聞いた後、お子様とご相談しましたか?とお話をしました。「もう相談済み」とのこと。お孫様も賛成とか!よく聞く「子供には迷惑をかけたくないです」のお話はなかったです。
次に、福性寺のホームページを読んで下さいとお話をしました。墓地の使用料が明示されています。お檀家になると、檀信徒会費1万円と施餓鬼回向料8千円が年間に必要であるとお話をしました。
金額に関しては霊園と変わりがないようです。ここまではお電話でお話をしました。
ご来寺いただきました。本堂でお話をしました。「(本堂の)中はこんなに立派なんですか?」「立派ですね」と何度も聞きました。
葬儀のお布施はサラリーマンの初任給の2~3カ月分ぐらい頂けるとありがたいですとも。でも、お布施ですから頂けないことが・・・。
離檀(お檀家を離れる)するときは、墓地を更地にして頂くことが必要です。これだけ。30万円ぐらいかなと。これは石材店への支払いです。お寺への離檀料はありませんと。
お金のことばかり言うとんでもない住職!とお考えになったかな(困惑)しかし、最初から福性寺の檀家になることは「決定事項」だったようです。ありがたいお檀家です。感謝します。
最近では、お檀家を会員と呼ぶお寺が出てきました。
旦那様のお人柄などをお聞きしながら本堂でお戒名を提案しました。説明すると「こんなに立派(な人)ではなかった(ご家族全員 爆笑)」どうも旦那様は「やんちゃ」していたらしい。
お戒名はあちらの世界での正式名ですから、このような立派なお檀家がそちらへ向かいますと言うことですと訳のわからないことを言い、一緒に大笑いしました。お檀家との間に「共同性」が生まれました。
お檀家、お大師様(弘法大師様)と如来様:ご本尊様に感謝致します。
令和5年2023年3月21日檀家になりますのでお葬式を(新しいお檀家) 敷居のない寺 お中日https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14276
令和4年2022年11月3日兄弟のお墓より自分で建墓(新しいお檀家)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14607
令和4年2022年10月8日たまたま駐車場があったので(新しいお檀家)大事件!https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14286
令和4年2022年1月30日入檀「・・・最後の買い物ですから」(新しいお檀家)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/11227
令和2年2020年8月30日被爆者のお骨とご先祖様の土(新しいお檀家) https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6786
令和2年2020年4月20日最初からプロのお檀家 新しいお檀家(3)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5882
令和2年2020年1月28日新しいお檀家 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5266
週末は法要を執式しています。本日午後は、医学生が住職様であるお寺(素晴らしい)の回忌法要に出かけます。若くして亡くなった住職様の法要です。今でも思い出すとつらく悲しいです。