ご本尊大日如来様の建立四百年を記念し、このたび浄財を勧募いたしました。
今回の勧募に先立ち、寺院会計より一千万円以上を投じ、隣接する白山神社との里道に面した塀を造り直しました。
今回の記念事業については、ご本尊様の蓮台修理、塀二カ所の建て替え、そして境内墓地の休息・ベンチスペースの拡充のため、檀家様に改めて勧募をお願いしました。すでに事業費として五百万円以上を支出しました。
昨今では「檀家様に寄付をお願いすれば寺が潰れる」という声も耳にします。しかし、離檀される方は一人もいらっしゃいませんでした。
ご本尊の蓮台修繕、檀家様の大切なお墓を守るための塀(外堀ですね3月25日ごろから着工)の改修、そして墓地内のベンチ増設。これらは仏教が説く悟りへの道「六波羅蜜」の第一である「布施」そのものであり、尊い「利他行」にほかなりません。
葬儀や法要といった特定の対価(サービス)を伴わない今回の浄財こそ、純粋な「利他行」としての布施であると考えました。
勧募の金額は一万円からとさせていただきました。もちろん、ご家庭の事情により難しい場合があることを知っています。目安として「一万円から」とだけお伝えしたところ、結果として一万円から百万円(4人)という幅広い範囲で、多くの真心を寄せていただきました。心より感謝申し上げます。
何より深く感じ入ったのは、多くの方々からお聞きした「(亡き)母ならこう考えたでしょう」「親(故人)ならこうしたはずです」というお言葉でした。住職も知っているお母様やご両親様です。お顔を思い出しました。
ご自身だけでなく、「ご両親やご先祖様なら、きっとお寺のためにこう動くだろう」と、亡き人に思いを馳せて判断されたのです。そのお姿に、住職として誠にありがたく、身の引き締まる思いがいたしました。姿勢を正しましたね。
「母なら」「親なら」という言葉に触れるとき、お寺を守っているのは今を生きる檀家様だけでなく、その背後にいらっしゃるご先祖様方なのだと痛感いたします。
現在、境内や墓地の駐車場など計14カ所に、座って手荷物を置けるスペースを整えることができました。 かなうことなら、皆様のご両親様がご存命のうちに、ここに座っていただきたかったという思いもございます。
今回の勧募を通じて、私自身も多くのことを学ばせていただきました。皆様の温かい志に、改めて御礼申し上げます。
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