「徳を積む」と言う言葉があります。ちょっと「古くさいサウンド」ですか?
最近、竹のホウキ、シュロのホウキ、チリトリ、花筒洗い(コップ洗い)のお布施(ご寄付)を頂きました。ほとんど、現在の水屋には寺が購入したものがないです。
以下の記事にも書きました。
令和2年2020年7月14日 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6365
また、以前から、たくさんの手桶(ておけ)があります。手桶には「〇〇家」とお名前が書いてあります。また、「福性寺」と「施主〇〇家」とあります。しかし、ご自分のご家庭専用と言うわけでは、全くありません。反対に、「すべてのお檀家の皆様にお使い頂き、ご家庭のご先祖様(追善供養)やご自分の善行の積み重ねとなるように」と言うわけです。発想が古いですか?
仏教でよく言う「徳を積む」です。
今月、天然石の御影石(花崗岩)製のベンチを4基とその台座の敷石のお布施(ご寄付)がありました。このため、場所を提供しました。ピンクとオレンジの中間色でとてもキレイです。石の「かたまり」のようなイスと考えていましたが、しっかり細工されたものでした。敷石は通常の灰色の花崗岩です。
皆様に座って頂いたり、合掌時に手荷物を置くのに便利です。旦那様(故人)への追善供養のためとのことです。
布施行のなかの物施ですね。
広いお墓を作り直すときは、参道沿いにベンチを置いて皆様に休息を差し上げることができると素晴らしいお墓になりますね。