本日はお彼岸のお中日です。読経会にご参加ください。11時と14時開始です。
去年、令和4年の新しいお檀家です。
突然お電話がありました。「檀家になりますので主人のお葬式をお願いします」かなり余裕のないご様子です。いやいや、落ち着いて下さい。ご事情をお聞きしますので・・・檀家になって頂かなくても、葬儀の執式を引き受けています、とお話をしました。多分、どこのお寺も新たなお檀家を歓迎していますとも。まず私のお葬式を見て下さいとお話をしました。
よほど、寺は敷居が高いようですね(令和4年11月14日にも書きました)。最近の皆様は、玄関が敷居であった時代を知らないでしょうけれど?お寺も今は玄関ドアで敷居はないです(どうでもよいことかな!)。
「お檀家になることを前提ではなく」とお話をして、通夜・葬儀・初七日法要を「随時解説法要」(読経の合間に説明を加える)で執式しました。その後、他のお寺や霊園を見に行ってください!のつもりでした。
私が得意の「お寺と石屋さんに支払う合計金額は軽自動車1台分より安いですね!」「何かのおりにはお墓の引っ越しも、問題ないです。墓地を更地にして頂くだけです」とお話をしました。お金に言及して下品(げひん)ですかね。下品(げぼん)は仏教用語かもしれませんが、釈尊(シャカ)や大師(弘法大師様)は言いませんね。
しかし、お墓はご自宅から近いことがご家族の心の安らぎになると考えています。お骨の置き場ではないからです、とも。
宗教法人の会計担当(相変わらず家内です)から、またまた「お檀家になって頂けるようにもっとポジティブに話しては!?(笑)」とのクレームがありました。口ごたえはしません。
他のお寺や霊園を見ていたのでしょうか。少し時間が経ってから、墓地の永代使用料を奥様とお子様ご夫妻から宗教法人に頂きました。
お墓が完成し納骨しました。安心ですね。
令和2年2020年8月30日被爆者のお骨とご先祖様の土(新しいお檀家) https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6786
令和2年2020年4月20日最初からプロのお檀家 新しいお檀家(3)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5882
令和2年2020年1月28日新しいお檀家 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5266