医師仲間からのお話です。「仏教寺院の堕落と世襲制度の弊害!」を分析して書いたら。私をジッと見て言うのです。何度か聞きました。もちろん、好意から言っています。
同様なご意見は、故藤原睦憲先生からも、お聞きしたことがあります。
令和3年2021年1月22日訃報 藤原睦憲先生https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7926
令和5年2023年5月28日2回目 藤原睦憲先生3回忌 ご友人一同が施主と今朝の墓前祭https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/18297
「堕落」とは、「宗教に関する知的探求や布教といった宗教的使命の低下」を指しているのでしょうか?大多数の寺院が江戸時代からの制度(寺請け制度)に守られて安住したことに起因すると言う人が多いです。しかし、明治維新(1868年)から強制性はなくなりました。私は無理に「寺請け制度」と結びつけなくてよいと思っていいます。
また、世襲制も問題とされています。世襲制が批判される最大の理由は「能力や資質に関わらず地位が継承される」点にあると思います。世襲自体は制度として残っても「世襲で継いだ人が、その地位にふさわしいか、社会に貢献する能力があるか」という点が最も重要です。
私も寺院住職の2世です。なかなか今回のタイトル「堕落と弊害」を書くことができません。今後文章を重ねますので、問題点の整理だけを書かせて頂きました。
ところで、ご本尊様の蓮台:蓮座の修理が終わったようです。
蓮弁のすべてを修理する(住職)か、破損していたものだけを修理するか議論がありました。四百年前の蓮弁をそのまま残したいとのご意見に従いました。
金箔は純金でできています。金価格はこの6か月で3割か4割値上がりしたそうです。修理費に反映しそうです。
蓮台修理の完成のお祝いをしたいと思います。ご出席の有無をお聞きする予定です。
日程を考えています。
令和7年2025年6月30日ご本尊様の蓮台 寄付・布施の使途https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/29880
令和7年2025年11月29日蓮台の修理 蓮肉の漆剝がし 布施とはhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/32058
令和7年2025年12月6日蓮弁の金箔押しが終了蓮弁の金箔押しが終了https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/32191



