墓地の散歩は心が安らぎます。住職にとっての精神安定剤です。
乳癌(にゅうがん)で亡くなった奥様のおいでになるお檀家のお墓の前で思い出しました。
色が白くて、とても優しいお母様でしたね。たおやかでした。そのためか、「癌と診断されるのが怖かったので、病院を訪問しなかった」とご生前に聞きました。住職は医師として何の力にもなることができませんでしたね。
ところで、乳癌というと、必ず!思い出すことがあります。
イタリアンレストランでは、カニのパスタを時々食べます。「スパゲッティを少なくして」とお願いします(年齢を感じます)。
実は、カニのパスタを見ると、思い出すのは「乳癌(などの進行癌)」です。乳癌からカニを連想することもあります。
もともと、カニ(Crab)と癌(Cancer)は、とても関連のある言葉(同じ語源)です。6月の終わり(22日)から7月の終わりに生まれた皆さんの星座は、「かに座」です。The crabでもCancerでも通じますね。
癌はカニの甲羅のように硬いです。進行すると癌の周囲に大きな血管ができてきます。癌を養うためです(栄養血管)。血管がカニの脚のように見えたのでしょうか?
食欲がなくなる話題でごめんなさい。しかし、私は思い出しても、美味しく頂いています。
ところで、釈尊(お釈迦様・ブッダ)や釈迦族(シャーキャー族)の人々は、パスタやパンなどの小麦ではなくて、私たちと同じお米を食べていたと言われています。お父様のお名前が、中国では「浄飯王」ですから、やはりそうかなと。
次回以降に、医師として乳癌についてもう少し書きます。