先日、埼玉県飯能市の「広域飯能斎場」で葬儀を執行してきました。高麗（こま）神社の近くです。

広域飯能斎場 建物は少し古くなっていますが清潔でした 背の高い樹々や土手に囲まれています（火葬場でよく見る形です） 玄関周囲（写真）は広い駐車場です この建物の裏側はよく手入れの行き届いた広い庭があります 心が休まりました  福性寺住職は「火葬場付きの葬儀場」での葬儀をおすすめしています

お通夜は5時開始でした。寺所有の車（スバル）で3時に出発し7時半に帰寺しました。

葬儀には8時半に出発し、10時半の開始でした。お経の内容をご説明しながらの読経です。火葬後、初七日法要を行い、2時半ごろ帰寺しました。故人のご長男様と相談して、お通夜などの時間を決めました。住職の思い通りにさせて頂きました。有難うございました。

葬家の皆様はご立派で、故人の奥様は家庭菜園（300坪以上！）をボランティアで切り盛りしていると楽しそうにお話しでした。お嬢様が准看護師であったのですが、最近、学校に3年間も通い正看護師の資格を得たことや、お嫁様が公立病院の看護副部長さんで、埼玉県立がんセンターで私と同じ時代に勤務をしていたことなど、「ご立派で感心するお話」や、「なつかしいお話」をお聞きしました。ご家族が社会の中で立派に役割を果たしていることに心から感心しました。

昼食中に故人との「なれそめ！」もお聞きしました。奥様が故人について「あの人は面食いではないんです！」と言うのです。すぐに意味がわかりませんでした。と、申しますのは、奥様は長年の善行がお顔からわかる方（「徳」が見える）で、魅力的な方なのです。ご遺影はお若い時の写真でした。高倉健さんをもっとハンサム（今様には「イケメン」？）にした感じです。これから私も「私の家内は面食いではないんです」と言おうと思います。私の場合は真実ですけれど。

お通夜に、お布施についてお尋ね頂きました。すでにお包み頂いておりましたお布施の袋がありました。しかし、改めて翌日の葬儀の日に頂きました。多分、増額頂いたのです。大変申し訳ありませんでした。お布施・お車料・お膳料を一括して、布施として領収証を発行しました。お布施は大正時代からのご家庭の仏様（約百年前にお檀家になりました）や寺の将来のためだけに使われることをご説明しました。

最後に、葬儀社「（株）ミツギ（狭山市）」の浅見様と二人の女性社員はとても好感の持てる方々でした。何とかして菩提寺住職の考えに沿って、通夜・葬儀・初七日法要を行うことができるように努力してくれる方でした。何ごとにも「できません」「禁止されています」とは言わない人でした。火葬後、初七日法要ができるようにしてくれました。有難うございました。