墓参に出かけてきました。習志野市藤崎は父の故郷です。藤崎の隣町が船橋市前原(現在の前原東と前原西)です。父の叔父で大正時代の福性寺住職であった上東野昭良師は、前原の出身です。JR津田沼駅から1 Kmほどで父の実家があります。すぐ近くには先祖代々の墓域が広がっています。台地の上にあります。墓域の広さ100×50 mほどの大きさです。以前は共同墓地でした。現在は菩提寺様の境外墓地となり、勝手にお墓を作ってはいけません。
江戸時代以前からの先祖が眠り、祖父母、伯父・叔父の家の墓があります。また、父の伯父の墓もあります。私の従弟も眠っています。半分以上のお墓は、私と同じ姓のお墓です。この姓は習志野市藤崎と船橋市海神に多いです。二つの市内に2千人ぐらいと聞いたことがあります。以前はそれぞれの家を全て「屋号」で呼んでいました。例えば「善松」さん、「堂の上」さんなど。
台地の上の墓域は昔のままで、広々としています。中央部に小高い古墳の小山があり、大きな木が茂っています。大きな墓がいろいろな方向を向いています。お墓とお墓の間はかなり広くきれいな茶色の土が敷かれています。
墓参のためには、お線香とライター、生花を持参します。お水は井戸があり汲み上げます(なつかしい!)。小屋があり手桶やバケツはあります。祖父母のお墓と叔父のお墓にお参りをします。
私は東京生まれの東京育ちです。しかし、数百年前からのご先祖様の眠るこの墓地に出かけると、本当に心が休まります。
藤原睦憲博士(https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7926)は生前「仕事などでストレスがたまったら、
一つだけとても怖いお話を追加します。台地のがけ下に、おおむかしの一族のお骨が落ちてくることがあると聞きました。子供のころ、がけ下に近寄ることができませんでした。