新型コロナウイルスの流行にもかからず施餓鬼会の開催を複数のお檀家から要請されていました。「住職さん!施餓鬼会をやって下さいよ!」でした。
このため、安全を十二分に考慮して福性寺の施餓鬼会を4月23日と24日に予約制で4回(座)行うとお知らせしました。1回の法要の定員は18人(最終的に16人に調整)としました。4回をあわせて60名弱(例年100名以上)の出席者です。
例年の施餓鬼会では、前半は「健康長寿講演」です。後半は「施餓鬼会法要」です。今年は時間を短縮するために、「健康長寿講演」はできませんでした。
「健康長寿講演」に代って、東京都健康長寿医療センター名誉理事長である井藤英喜先生に「コロナ下での高齢者の生活 ・・・」に関する文章を依頼しました。施餓鬼会の「健康長寿講演」に代るものです。近日中にアップします。印刷体はお檀家・ご信徒様にお送り致します。
今日23日は、栃木県の矢田正幸僧正、榎本博司僧正と住職、副住職、院代の5人が執式しました。午前、午後とも45分で終わりました。
24日は埼玉県の石井秀誉僧正、福島県の林賢乗僧正と住職、副住職、院代の5人が執式します。例年の施餓鬼会と同様に、式衆の唱える節のついたお経(四智梵語)は素晴らしいです。
法要の最後に、お檀家・ご信徒様には、特にごゆっくり(ここが大切!)お焼香をして頂きました。「施餓鬼会をやってもらえて助かりました!」「コロナで騒がしいときに、おだやかな時間を過ごすことができました」「声明、よかったです」とお話くださいました。つまり、住職を励まし、力づけて頂きました。有難うございました。
事前に施餓鬼供養料をお振込み頂いているにもかかわらず、重ねてお布施を頂戴致しました。ご本尊様にご奉告の後、宗教法人福性寺の収入と致しました。