今日、お彼岸の入りの日は、江戸時代からのお檀家のご家系の皆様の参拝が多いです。お彼岸のお中日は、太平洋戦争(大東亜戦争)後にお檀家になった皆様が多いです。
すでにお知らせ致しました。白山堀公園脇物置近くに水場を新設しました。写真はお彼岸前の工事です。現在、敷石=花崗岩(御影石)が仮設で置かれています。これから、石の方向などを整備します。花崗岩はリサイクルです。
参道の敷石を取り除いてから、水道を通すために掘削しました。東西参道を30m掘削して、水道を引きました。
敷石の移動は水道工事よりも大変な工事でした。東西参道の敷石の大きさは畳半分の大きさ(約91㎝×91㎝、昔の3尺)です。敷石は、言うまでもなく歩く面(上の面)は、滑り止めのある平面です。しかし、土の中にある面は凹凸があり、山から切り出されたままと言う感じです。厚さは30㎝程度の部分があります。表面が平らな氷山の形でしょうか。重さと土の中の凹凸により、敷石が移動したり滑ったりすることがないようにしています(小杉石材店談)。コンクリートの上に薄い石を置く構造ではありません。
境内墓地内に「客殿前」「本堂・客殿の裏庭」「白山堀公園脇物置近く」にあわせて3ヶ所の水場ができました。大部分のお墓は、水場から20m以内にあることになります。
水場新設の工事の費用は「後継者のいるお檀家」からの「永代供養料=寄付」を充てました。今回の「永代供養料」に関しては、次回に記事を書きます。
昨日は、お彼岸の入りの前日でした。墓参のお檀家がおいでになりました。時々おいでになるという感じでした。