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2018年3月28日

仏教徒海外奨学基金 サンガラタナ師

仏教徒海外奨学基金は平成3年(1991年)に設立されました。真言宗豊山派の8寺院と有志により運営されています。

本日・平成30年3月28日、スリランカから来日しておりましたサンガラタナ師(tel/fax +94-25-2266135, email: bonjiinsrilanka@yahoo.com)に、平成29年度分の奨学金など30万円をお渡ししました。もちろん、ご本尊様にも、サンガラタナ師に読経をお願いしました。

3時から読経・懇談し、5時から同行頂きました日本人2人と、あわせて合計4人で会食をしました。あいかわらず、食事場所は北区豊島1丁目のレストラン「ベルモントII」です。スリランカでは、頂きました食べ物は、僧侶は全てお食べになるとのことでした。肉や魚など、私どもと一緒に食べました。もちろん、アルコールは飲みません(不飲酒戒)。しかし、会話は大いに盛り上がりました。

現在でも、スリランカの子供の中には、貧困のために学校に通うことができない子供がいるそうです。本当に悲しいですね。何とかしたいです。スリランカの子供は、5千円(食費・生活費)で、一カ月を過ごすことができるそうです。また、毎月の収入が2万円の家庭もあるそうです。

一方、漁業を営むスリランカの人々は、仏教徒になることができません。しかし、漁師さんは快楽(欲望の満足)のために、生き物・魚の命を奪うということではありません。このため、私からは、何とか漁業を営むスリランカの人々にも、釈尊(お釈迦様・ブッダ)の教えを学ぶことができるように、つまり、仏教徒になることができるように、(方便upāyaを)心からお願いしました。

もう一つ、スリランカの僧侶は、大きな声で読経することはなく、楽器を使うこともないそうです。また、結婚式の戒師を務めることはないそうです。

サンガラタナ師から領収証を頂きました

サンガラタナ師から奨学金に対する領収証を頂きました


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