十日町市の曹洞宗の神宮寺様に参拝を致しました。般若心経をとなえて、お檀家と寺族の繁栄を祈念しました。
神宮寺様URL http://jinguji-yokkamachi.jp/
このお寺の開基は坂上田村麻呂将軍と伝えられています(大同2年808年)スゴイ!
江戸時代に建立された茅葺き(かやぶき)屋根の観音堂と山門が美しいお寺です。特に文字通りの「重厚な」屋根を見たいと思っていました。茅葺き屋根が厚いんです。
広い境内と参道はコケにおおわれています。とても広いです。しかし、清潔です。
左右は日光杉並木のような大きな木が二重三重に並んでいます。日陰となっています。お墓は見えません。
私を含めて誰もが参拝したくなるお寺です。30度を超える暑さでした。しかし、境内はあまりの静寂さに暑さを忘れました。参拝者は私ども3人だけでした。
毎年(!)6月ごろ、茅葺き屋根の修理が行われるようです。
「豪雪にも耐える重厚な茅葺き屋根を見に行ったほうがいいです」と言われていました。
実は、かなり前から神宮寺様に限らず「茅葺き屋根の本堂」を見たいと思っていました。本堂は瓦(かわら)ぶきか銅ぶきしか想像できません。今回、ようやく茅葺き屋根の本堂のイメージが湧くようになりました。
規模は全く異なりますが福性寺も大正時代までは茅葺き屋根の本堂でした。明治36年1903年の絵が残っています。この時は茅葺き屋根です。福性寺の茅葺き屋根の本堂を想像できそうです。
平成29年2017年1月11日江戸時代からの本堂 明治36年(1903年)の福性寺 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/352
江戸時代からの福性寺の本堂ですが関東大震災(大正12年1923年9月1日)の前に、瓦ぶきにしました。瓦ぶきにした正確な年の記録はありません。
しかし、大震災で倒壊しました。その後、仮本堂となりました。仮本堂は亜鉛メッキ鉄板(トタン)屋根でした。黒ペンキ塗りでした。
平成29年2017年1月21日大正・昭和の本堂 福性寺の歴史 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/378