福性寺のご本尊様は今年で開眼400年となります。寛永2年1625年開眼です。
明治維新の廃仏毀釈(明治政府の負の遺産)、関東大震災(本堂は倒壊)、東アジア太平洋戦争(境内におちた爆弾は不発弾)でも何の被害もありませんでした。
400年記念法要と講演会を秋の彼岸会に同じ内容で2回行います。
ご本尊様も蓮台も400年間に一度も修理をしたことがないと思っていました。
昨日、蓮台の修理のために竹澤仏具店(荒川区 東京芸術大学卒)に見てもらいました。修理をしたことがあるとのことでした。
また、蓮台には一部が欠けている蓮弁(=蓮の花弁)が12枚あります。これのみを新たに作り修理します。全ての蓮弁をはずす必要がありそうです。ご本尊様はそのままです。
仏具店への支払い=修理費は未定です。
檀家様は本当にありがたいです。
令和元年2019年9月のお手紙中で「・・・のご寄付を頂くことを考えています」と一度だけ数行書きました。しかし、具体化せずに新型コロナウイルスの蔓延により寄付は延期となったと総代様との話し合いの上、別にご報告しました。
しかし、この数行の手紙の中の文章だけで、21人の皆様から寄付金をいただきました。一部の皆様には、寄付金をお持ち帰り頂きました。
檀家様に心からお礼を申し上げます。
今回、1.ご本尊様の入仏四百年記念法要費(ほぼ記念品代) 2.ご本尊様の蓮台の修理費(仏具店への支払い) 3.福性寺の外部との塀の改築(工務店へ) 4.墓域の日陰スペース、ベンチスペースの増設(工務店・石材店) 5.記念誌の発行(印刷所)の費用のために正式に寄付を募ります。
寄付金の大部分は、3と4の「塀の改修」と「日陰(2ヶ所となります)」「ベンチ」スペース(9カ所)に使用されます。墓域内に合計で12カ所にベンチ・イスがおかれることになります。従来よりも3か所の増設となります。
今回の盂蘭盆会(お盆)用のお手紙の中で「ご本尊様四百年記念の寄付(布施)」の勧募をしたい旨を書きました(1回目)。6年前の令和元年2019年9月のお手紙と同じようです。
このあと、正式の「お願い状」を発送します。詳しい文章です。2回目の手紙の中では、3回目のお手紙を読んだ後に、実際の募金をしていただきたい旨を書きます。
さらに3回目の手紙では、2回目のお願い状の中の文章を補足するカラー写真を同封する予定で印刷中です。3回目の手紙に振替用紙を同封して募金をお願いします。3回目までの手紙をお読みください。
どうぞよろしくお願いいたします。

福性寺の歴史PowerPointスライドシリーズから ご本尊様の開眼は1625年です 10年後の1635年の高野山龍泉院の記録にはお檀家の仏様のご供養が行われたことが書かれています 勧化僧=高野聖が福性寺を訪れたことがわかります さらに古くは1339年からのお墓(板碑)があり1397年のお墓にはお戒名があり僧侶が常駐していた可能性が高いです