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2025年11月24日

葬儀よりも年回忌法要を優先

相変わらず週末や祭日は、年回忌法要を執式しています。

昨日の朝の本堂

昨日 日曜日の朝の本堂 11時から3回忌法要 副住職と院代さんがお葬儀に出かけます 法要は住職が全て行いました 灯明を点けてお焼香を用意 出席者に塗香(手に塗るお香)を配ります 般若心経(紙)を皆様に配付して読みます 最後のお話は卒塔婆とお斎(後席の昼食)についての仏教的な説明で終わりました 本堂内の記念写真のカメラマンも務めました 

お葬儀の日程と重なることがあります。しかし、土曜日日曜日は、住職は年回忌法要を優先しています=福性寺のルールです。

ところで、今回、土曜日が通夜、日曜日にご葬儀がありました。

ご葬家である練馬区の檀家様宅まで事前におうかがいしました。かなり細かい点までアドバイスしました。なお、こちらの遠いご先祖様は、享保八年1723年に高野山の千蔵院に先祖供養した依頼の記録(過去帳)が残っています。高野聖を通じて布施を納めたのでしょうか。

22日土曜日は、他家の27回忌法要の後、落合斎場でご葬家の通夜を執式しました。23日日曜日の葬儀は、他家の3回忌法要と重なります。

毎回の通夜と同様に、壇前普礼(礼拝)のあと、白い花の多い祭壇、四華、お戒名と火葬について釈尊(釈迦・シャカ)の入滅(にゅうめつ):涅槃(ねはん)と関係づけて話をしました。

着座後、読経の前に、壇前普礼真言「今 我 御仏の御足を我が手に頂かん」と、洒水(しゃすい)真言「この香水(こうずい)よ、隅々まで行き渡れ」を説明しました。

通夜の法要の中で、通常は葬儀に読む風誦文(ふじゅもん)を朗読しました。風誦文の中にもお戒名の説明があります。

ご遺族からお戒名について「立派なお戒名・・・」とお話をいただきました。私は、自分に学問が足りないことを知っています。お戒名と風誦文の中で、故人の立派な人生を完全に表現し総括できたか不安です。実は毎回の葬儀でこの点は気になります。「日本人らしく」故人が職業を通じて、社会貢献したことを強調しました。

「JA葬祭・・・」のベテランそうな女性社員から「初めてお経の意味を知りました・・・」と。ちょっと驚きました。「随時解説読経」が葬儀社の社員のために役に立ったようです。

23日日曜日、本堂での法要は住職が執式しました。3回忌の仏様のご兄弟から「丁寧にお経を読んで頂き・・・」と。励ましをありがとうございます。

葬儀と火葬後の初七日忌法要(もどり初七日という人がいます)は、副住職が執式しました。副住職は仙台で教職にあります。呼び戻しました。

それにしましても、何歳になりましても、葬儀の執式はつらい仕事です。慣れることはないです。

白山神社の社務所が取り壊しとなり参道から福性寺の見える範囲が広がりました

白山神社の社務所が取り壊しとなり参道から福性寺の見える範囲が広がりました 檀家様から「お寺がいよいよ立派になりましたね」「よくなりました」と聞きました 見た目だけ?(笑)にならないようにしたいです

令和6年2024年12月28日喪主様、住職と院代で(直葬=)お骨葬儀 病理解剖https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/26327

令和5年2023年2月26日 葬儀を日曜日にお願いします ひ孫様のご出席 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/16725

令和4年2022年10月3日福性寺に近づいて葬儀 お通夜が始まりました https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14161

平成31年2019年1月31日・・・「何から何まで」住職の考えで https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2579


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