福性寺のお客間とご本堂には、「消毒用アルコール」が置いてあります。アルコールはインフルエンザ予防のためでした。10年以上(母が亡くなる)前からです。「住職がドクターだからですか?」と何度かご質問頂きました。ちょっと違います。
お客間や本堂に置くかなり前から、庫裡(住職の住まい)に置きました。最初は、免疫力の下がった母(故人)の新型インフルエンザ予防のためでした。当時、ヘルパーさんの出入りが増えていました。その後、お客間などにも置くようになりました。
今回の新型コロナウイルス対策のために、置き始めたものではありません。
昨日(15日土曜日)23回忌と3回忌、今日は3回忌のお檀家の法要がありました。三つの法要で合わせて40人ほどのご参加がありました。マスクはそのままで、ご本堂に入って頂きました。ほぼ90%の皆様がマスク着用でした。
また、今回は消毒用アルコールの減り方が早かったです。以前のインフルエンザ予防のためには、あまり減りませんでした。
法要にご出席のビルメンテナンスに関係した男性から、「ビルの中の消毒用アルコールがなくなり困っています」とお聞きして、驚きました。なくなる??使用してなくなるのではなくて、窃盗!でした。在家五戒・十善戒の「不偸盗」を思い出します。心が暗くなりますね。「他の人の安全をそこなうこと」ですから。
アルコールよりも、石鹼で手を洗うことの方が、効果があるのですが。手洗いが第一です。