24日午後、4回(座)の最後となる施餓鬼会法要を行いました。お檀家のご出席は8人でした。僧侶は5人です。
最後ですから、住職がすべての法要終了のご挨拶を致しました。お檀家が不思議そうなお顔でした!仏讃歌を歌うことを忘れて!法要を閉じかけました。相変わらず素人?認知症?すかさずご本尊様に「認知症になることの延期」をお願いしました。お檀家からは、「こんな時にお経を有難うございました」などとご挨拶を頂きました。
本日はご欠席のお檀家ご信徒様の施餓鬼会供養塔婆(施主名が書かれています)を各墓所にお供えしました。僧侶3人、男性2人、女性2人、子供2人の合計9人で行いました。なかなか大変でした。お手伝いの皆様には、お供物(甘味)かビールの缶を配りました。
墓石のお名前「〇〇家之墓」と「お塔婆供養のお施主様・お檀家ご信徒の姓〇〇」が異なることがかなりあります。お嬢様やご親戚がお墓を継承したご家庭です。すでに同じお墓にもかからず2回もお檀家の姓が変わったお墓もあります。また、最近はお墓に「南無(大師)遍照金剛」と彫られたお墓も多くなりました。お寺の墓地は、お嬢様やご親戚にもお檀家(墓地使用者)の後継者になるように住職が勧めますから、「お参りのない墓地」となることが霊園よりも少ないと思います。
墓石とお檀家のお名前が異なると、墓地の地図がありましても、簡単には、お施主名入りのお塔婆をお墓にお供えすることはできません。お塔婆を墓所に正確にお供えするためには、知識と経験が大切です。改めて「認知症の延期」をご本尊様にお願いしたいです。あと、お手伝いの皆様の嗜好の記憶も大切ですね。甘味かビールかですけど。
お檀家ご信徒の皆様には、墓参のときにお墓のお塔婆をご確認ください。