5年間福性寺に職員(院代)として勤務していた〇田〇全師(埼玉県)が退職し、代って〇寺〇也師(千葉県)が勤めています。
横田師の後任者を募集しました。お二人が職員になりたいとの応募がありましたが、福性寺では最初に応募してきた方を採用するようにしています。皆様がご立派で、なかなか順位をつけることができないからです。最初の面接を兼ねたご来寺のおりには、お車料を差し上げています。
週休2日ですが、土曜日・日曜日は勤務日ですから、お檀家ご信徒様に接する機会が多いです。長期休暇はお正月、節分、地方のお盆のシーズンです。
勤務時間中に手習い(書道)とご詠歌を「仕事として」勉強してもらいます。宮寺師も同様です。
2年間は福性寺の負担で書道を勉強しています。横田師は、書道は「準初段」、ご詠歌は「詠秀」の資格を頂くことができたようです。ご指導を頂きました書道の萩原先生(堀船4丁目)と真言宗豊山派のご詠歌の先生方に心からお礼を申し上げます。
「詠秀」は立派です。横田師の前任の林師(福島県)もこの資格を頂くことができました。ご詠歌の講習を受けても、努力をしなければ必ず落第すると聞いています。
福性寺は「小さな寺」(=自慢になりません)ですが、地方の若い僧侶を厚遇し便宜を図るように努めています。もちろん、お檀家・ご信徒様の篤いご支援のお陰でございます。誠にありがとうございます。
なお「小さな寺」の定義はお檀家が少なく不動産などの資産が少ない寺です。