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2022年7月22日

庭掃除のおじさん?虫捕り住職 菩薩は宝冠(ほうかん)

夏には麦わら帽子をかぶります。最近の若い皆さんはストローハットと言うらしいですね。昔からですかね?

庭や植木仕事をすると気分がよいです。しかし、かなり日焼けします。お檀家から「ゴルフ焼けですか?」と聞かれます。ゴルフはしません。

麦わら帽子住職 今年は蚊が少なくあいかわらずコガネムシが頑張っています

麦わら帽子住職 今年は蚊が少なくあいかわらずコガネムシが頑張っています

お寺の「ゴルフ焼け=雑草狩り焼け」を防ぐために、昔から麦わら帽子をかぶっています。

庭仕事をするときは、つばの大きな中丸のものです。農家の皆さんがかぶっていますね。

ちょっとした用事があり作務衣とTシャツで、近くのお檀家を訪問したことがあります。「せっかく来たのですからお経を読みますね?」留守番の93歳のおばあさんに、即!お断り頂きました。娘さんによると、「どこかの庭掃除のおじさんが来た」と思ったらしいです。あとから娘さんが謝りにきました。おばあさんは、私を子供のころから知っているはずですけれど。確かにマスクと麦わら帽子では、顔がわかりません。まさに不審者ですね。(笑)家にあげてはいけません。

庭におりますと「エッ!住職さんだったんですか?」とよく言われます。お掃除の担当の皆さんと誤解されます。住職は何でもします。自分でしたことがない仕事は、他の皆さまになかなか的確に仕事をお願いできません。

旅行の時は中折れのテンガロンハット風のものです。まったく同じデザインで現在は2個目です。かぶり始めのころは、なんとなく、ちょっと恥ずかしかったです。

東京都健康長寿医療センターにかぶって出かけますと「先生!虫捕りですか?」と見たとたんにジョークを頂きます。看護師さんからです。頭の回転がよいです。「悪い虫を採りますね!」などよくわからない返事をしています。

かぶる勇気のないものは、いわゆるつばの小さな「カンカン帽」みたいのです。これは一度もかぶって外出したことがないです。あまりにオシャレすぎます(と思っています)。数年前にプレゼントされましたが、商品タグが付いたままです。

すべての帽子や日傘は副住職の家庭からのプレゼントです。早く猛暑の夏が終わってほしいですね。

それにしましても、あの暑いインドの大地を歩いていた釈尊は、帽子をかぶっていません。80歳まで大変な苦労であったと思います。亡くなる(涅槃)時は、沙羅双樹(さらそうじゅ)の木陰でした。

大日如来様や菩薩様は宝冠を付けていますけれど、光や風がぬけてしまう構造ですね。だからと言って、仏様につば付きの麦わら帽子をかぶせたり、付けたりしないで下さい。

いずれにしましても、お掃除と虫捕りのおっさん(笑)ですから、なんでもご相談下さい。

 

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