ドイツバイロイトのミハエル・フィート(Michael Vieth)教授が来日していました。東京に3日間滞在するとのことでした。
2005年から14報の共同著者英語論文があります。食道の病理に関する臨床病理学的研究です。通常の光学顕微鏡で観察した結果の論文です。
思い出の論文は以下ですTakubo K, Aida J, Arai T, Vieth M et al. Cardiac rather than intestinal-type background・・・of minute Barrett adenocarcinoma. Hum Pathol 2009; 40:65- 74バイロイトに3泊して、データをだしてその場でプレゼンして帰国し、その後この論文を書きました。引用数がとても多いです。
今回の東京滞在では、一日目は新井冨生先生からのご招待でシャブシャブを食べました。神戸牛でした。夕ご飯だけお付き合いをしました。新井先生!経費負担をありがとうございました。
二日目は福性寺で昼食のあと、東京都健康長寿医療センターで講演、第3回老年病理学国際消化器セミナーでした。石渡俊行先生主催。新井冨生先生の老年者の癌ではMSI陽性癌が多いとのお話は、ある程度理解できました。しかし、Vieth先生の潰瘍性大腸の講演は、さっぱりわかりませんでした。もう頭が回りませんでした(笑)よくスライドが理解できませんでした。認知症かな?
午後7時半からイタリアンで夕ご飯をしました。これは私の主催。皆様に喜んでもらいました。
三日目は夕ご飯を浅草草津亭 (asakusa-kusatsutei.com)で、Vieth先生と3人で食べました。楽しかったです。聞きたいですか?芸者さん・振袖さんが来たか?については、個人的にお聞き下さい(笑)
自信過剰で全くよくはないのですが「2人で食道に関する光学顕微鏡的・病理形態学的論文は書ききったね」「顕微鏡で視えるものはすべて論文に書いた」「2人とも、見たもの、真実しか書いたことないよね」と話しました。アルコールが入っていましたので。
ちなみに私の著書の第3版Pathology of the Esophagus 3rd ed, Wiley, 2017のあとの第4版はVieth先生が出版します。版権を無料で贈りました。
もう少し次回に記事を書きます。
母の葬儀の時のVieth先生を見て下さい。
平成30年2018年12月20日憂鬱(ゆううつ)なご依頼 高庵寺様にお借りした知恵 葬儀経費https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2187
バイロイトを訪問しました。
令和3年2021年8月20日電話での医学相談 「標準治療」をおすすめしました https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9740