7月25日に受信しましたスリランカのサンガラタナ師からのメールを翻訳して以下に掲載します。
サンガラタナ師には、平成3年(1991年)から「仏教徒海外奨学基金」(真言宗豊山派8寺院と有志による)の配布を依頼しています。すでに、サンガラタナ師から2017年度の奨学金の領収書が到着していました。在インドチベット人奨学生(学僧が多い)からは、奨学生本人からの領収証が来ます。しかし、サンガラタナ師の奨学生は年少者(小学生・中学生)が多いため、領収証の代わりに絵が届く約束となっています。絵が到着しましたら、ホームページにアップします。
「仏教徒海外奨学基金」にご参加希望の皆様は、ご連絡下さい。寺院は、毎年6万円以上、個人は5千円以上が会費です。会費の全額が奨学金となります。
仏教徒海外奨学基金理事長・福性寺住職田久保海誉教授
拝啓 私が貴寺を訪問の節は、大変歓迎頂き、喜びの至りです。深く感謝申し上げます。
スリランカのような発展途上国の仏教徒の子どもたちの教育を向上させるために、奨学基金のメンバーによって行われている社会奉仕・貢献を、私は大いに感謝しています。仏教の教えによれば、これは非常に高貴で立派な行為です。7月27日のエスラ満月祭(祭日)に、私たちは、学業の成績に基づいて選ばれた30人の子供に、奨学金を配布する予定です。奨学金の配布の後、そのおりの写真と、奨学金の配布を受けた子どもによるジャータカ物語を描いた絵画を送ります。私は、皆様のスリランカ訪問を真剣に熱心に、お願いします。あなたがたが行っている社会奉仕について、再度お礼を申し上げます。
三宝、仏法僧(僧=僧伽・サンガ・僧団)の祝福を祈念します。皆様と一緒に。敬具
サンガラタナ師