ご自分(仮に〇〇姓とします)のお墓を霊園に買ってあるとのことです。
しかし奥様のご実家の菩提寺(つまり福性寺)のお墓に埋まりたいとのことです。奥様のお墓の祭祀権者ですから、あたりまえですね。
現在、福性寺のお墓の竿石(縦長の石)は「奥様のご実家姓之墓」となっています。
「お墓の竿石を直して、ご自分の〇〇姓のお墓にする」とのことでした。
そうではなくて、お墓の側面に「〇〇家先祖代々」と記してお戒名を書くことを提案しました。また側面にお戒名とお名前(姓名、俗名)と年齢を彫るだけもよいのではないですかとも提案しました。
すでに何軒ものお檀家が「奥様のご実家姓之墓」をそのまま使用しています。〇〇様にもご納得頂きました。安心して頂きました。
なお、お骨の入ったことがない霊園にあるお墓は放棄するそうです。転売できないそうです。
都会にある寺のお檀家は、とてもお墓を大切にしていると感じます。
令和になってからお檀家になった皆様の石塔の竿石には「▢▢家の墓」ではなくて、単に「先祖代々之墓」とか「南無遍照金剛」と書かれているお墓があわせて2基あります。
令和3年2021年4月25日・・・墓石の姓とお檀家の姓 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8822