日本各地で花火大会が開催されています。「故人・・・の追善供養のためなり」新潟県内の花火大会などでよく聞きます。そのほか、さまざまな人生の節目、結婚、出産や長寿に合わせて花火が打ち上げられていますね。
協賛企業による花火も多数あります。しかし、その多くは一般市民など個人によるものも多く、打ち上げ前には奉納者のメッセージ「・・・のためなり」が読み上げられています。
お盆には、ご先祖様の仏様が現世に帰ってきます。ご先祖様は路傍にある観音様やお地蔵様と同じ仏様となっています。
墓参や「迎え火」を焚きます。道案内ですね。親せきが集まり歓迎を表します。
さらに「盆踊り」で、現世の私たちの歓迎と元気であることを表します。
亡き人々、ご先祖様を大切にするのが日本では定着しています。
お盆の最終日には「送り火」を焚きます。ご先祖様が浄土へ帰ります。院代さんの故郷では「送り火」の日に花火大会があります。花火も「送り火」の延長として打ち上げられています。
故人に代って「抜苦与楽」です。故人に代って現世の皆様に楽しみを与えています。
公的な資金が入ってくると、なかなか宗教的=仏教的な意味を表すことができません。しかし仏様との関係を思い出したいですね。
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