「文芸春秋」2023年12月号に「昭和陸軍に見る日本型エリート」の記事があります。
ことさらに新しい事実は書かれていないように思いました。新たな近代史の研究成果と言うよりも立場の異なる皆様の対談です。ここに書かれているエリート軍人の評価は、すでにどこかに書かれているような気がしました。
旧制中学校の卒業生は、陸軍幼年学校出身者よりも視野が広いと書かれています。あたりまえのような気がします。しかし、このように言われていることは知りませんでした。本当でしょうか?
誰がどうとは書きませんが、以下のような文章があります。「根に持つタイプ」「部下に責任を押し付けた」「責任逃れの本を(戦後)出版した」「(戦後)驚くほどの変わり身の早さ」「恥の概念がない」などなど。
多分、その通りなのであろうと思います。
それにしましても、書かれた昭和の軍人の子孫はつらいですね。事実であろうとも。父や祖父の評価が繰り返されていますから。
今頃、遅すぎますが、ひとつ、ひとつ、老化学と病理学の研究チームをお預かりしたことのある管理職であった自分に当てはまるかどうか考えています。歳をとりましたね。
もちろん住職としてもです。
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