12月13日にハクビシンのご馳走の記事を書きました。
福性寺の砲弾型をした柿の実:蜂谷柿は渋柿ですが、ハクビシンよけのために植木屋さんに採ってもらいました。しかし、処分に困りました。完熟しています。しかし、渋柿をお檀家に配ることはできませんから。
植木屋さんに焼酎代のチップを付けて、かなりの数を持ち帰ってもらいました。
しかし、残りの渋柿がそのままになっていました。2日間も、だれも振り向きません。
植木屋さんに採ってもらった責任から、12月7日に手指消毒用アルコールで渋を抜いてみることにしました。福性寺の消毒用アルコールは、食品用の70%アルコールです。とても安全です。
段ボール箱の中の70リットルの袋の中に30個以上が残っていました。12Kg。大きなものは1個450gもありました。
アルコールの量は適当です=つまり、しつこい性格(笑)を反映して、かけ過ぎです。多分。100㏄ぐらいかけた後、何度もスプレーしました。焼酎換算200㏄でしょうか。
去年は12日間待ちました。こわごわ9日目の12月16日に試食してみました。アルコールのニオイはありません。あと、色が素晴らしいオレンジ色になりました。完熟した後の実ですから、半数ぐらいは実の頂上が柔らかくなったり、壊れていました。
だれも振り向かなかった柿です。振り向かなかった人間が試食したとたんに「とても甘い」「千円ぐらいするかも!」と。お金を言う?住職は何も言い返しません。お陰様で、最近は人間が少しだけできてきました(笑)
16日からアルコールを飛ばして、墓参のお檀家に差し上げています。すぐになくなると思います。もちろん、ご本尊様からです。住職はご本尊様(仏教・密教を表しています)の手代、今様に言うと「パシリ」にすぎませんから。
来年もご本尊様の「パシリ」業に徹します。
令和元年2023年12月13日「木守り」小鳥に残すhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/20821
令和4年2022年12月9日柿狩り いやいや小鳥の餌の横取り?(笑) https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/15100