「最近、話がお寺っぽいね。おもしろい話を書いて!」とお聞きしました。元の研究者仲間の2グループからです。最近、続けて2回会いました。お寺のHPですから・・・とクチゴタエ!です。「飲み会の時によく話している話を・・・」と。
で、昔ばなしを書きます。超!長文になりそうです。ちょっと自慢話も書きます。あいかわらず、書かなくてもよいこと、外伝ばかりです。得意の世間話ですね。いくつかに分けて書きます。
昭和63年1988年6月に、中華人民共和国からの招待講演の依頼に応じました。38歳だったでしょうか。太原市山西省腫瘤医院と珠海市国際病理学会議(IAP)中華人民共和国支部で講演しました。
一部、日程に観光を入れましたので、学術出張(公費)ではなくて、休暇と自費で出かけました。「学問」よりも得意の「物見遊山」(笑)と言わないで下さい。太原市は招待側持ちです。
親友の中国人病理医とガイドが北京の空港に迎えに来てくれました。もちろん(笑)!講演場所の太原市には直行せず、二人で西安市まで遊びに出かけました。
中国人医師は日本語を話すことができません。中国人医師と英語で会話すると、ガイドが日本語で話せとうるさいです。秘密はないです、と話しました。日本人の監視役を兼ねているのかな(当時は?)努めて、重要でないこと「夕ご飯はなに?」「お手洗いどこ」とかは、英語でヒソヒソ話しました。イジワルかな!
三蔵法師の遺骨塔のある興教寺も観光しました。お檀家からお預かりしたお布施を三蔵法師のお寺(興教寺)に届けました。興教寺の住職常明師から、お菓子とお茶の接待を受けました。事前に私の訪問を知らせてありました。気軽に食べた茶菓が固くて・・・前歯が欠けそうになりました。嘘ではないです。
空海恵果紀念堂に出かけました。真言宗の坊さんですから、あたりまえですね。布教を許されている「お寺」ではありません。お大師様が伝法灌頂を授かった青龍寺の跡にあります。日本の真言宗各派が造った施設で、真言宗の各派が行事を行っています。
西安では、当時は最高級であった外資系の「金花飯店」に泊まりました。1988年に開業です。2016年までシャングリラが運営していました。
贅沢!いえいえ、命のためです。町の中のバーでお酒をたのむと、ウイスキーやブランデーを頼んでも、中国酒に何かを混ぜたものが普通に出てくる時代でしたから。
しかし、ホテルの従業員は全て美人さんばかりでした。これ以上書くとルッキズム。以来、西安に出かけるたびに泊まっています、でわかって下さい。
西安市から空路で太原市に移動しました。
令和5年2023年9月2日中華人民共和国 団体参拝 平成元年1989年10月ttp://fukushoji-horifune.net/blog/archives/19573
令和4年2022年9月8日 剃髪(ていはつ)大伝法院流伝法灌頂便壇阿闍梨 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/13828
令和元年2019年10月2日伝法灌頂(でんぽうかんじょう)とは?https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4398