空路で太原市に移動しました。ジープのような警察車両が迎えに来ました。見たとたんVIPだから?それとも逮捕!と思いました。招待者側に警察とちょっとしたコネ!があったらしいです。タクシーがわりでした。自転車全盛の時代です。
太原市のホテルは民族資本でした。ロシア風の深いお風呂で、当然!汚れたまま。観光から帰ると、ホテル従業員が勝手にお風呂を使っていました。本当です。捕まえてパンチをいれませんでした。
その後、私がシャワーで頭を洗っている途中に水となりました。修行ができていませんので「滝行」「水ごり」はダメ、真言行者にはなれないです。シャンプー頭はタオルで拭くだけで終わりました。パンチを入れておけばよかったです=もちろん冗談。
部屋のキャビネットには、日本では見たことのない大きさの死んだゴキブリだらけでした。その大きさに!「さすが大陸」と感心しました。ゴキブリの干物!をキャビネットの引き出しごと窓から捨てました。
外から室内への風で、頭からゴキブリとそのカケラを浴びました。目にも入りました。ゴキブリを目に入れたのは、私だけ・・・泣きましたね。
6月ですがとても暑かったのです。冷房は器械だけ。冷たい風が出てきません。当然、体調不良となりました。しかし、当時の中国の一般の庶民の生活レベルからは、感謝するべきホテル住まいでした。
粟(アワ)粥と鳥の足の料理が印象に残っています。全く問題なく頂きました。
腫瘤医院では病院幹部に挨拶しました。中国では幹部に挨拶!が大事です。病院と共産党の幹部です。
6月16日に「食道癌」に関する講演をしました。当時、日本では、食道癌の頻度は胃癌の概略として10分の1でした。しかし、この病院では胃癌患者よりも食道癌患者が多く、地域が食道癌の好発地域、中東からつながる「食道癌の好発ベルト」の東の端となっています。ここにいるニワトリも口の中の癌になるみたいです(Li JY. Epidemiology of esophageal cancer in China. Natl Cancer Inst Monogr. 1982;62:113-20)
病院は高級幹部だけが入院できる!らしい。さすが人民中国です。人民の代表は大切にされます。現在は知りません。
平成30年2018年8月19日お酒=アルコールと食道癌https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1685
平成28年2016年4月28日食道癌・食道疾患に関するセカンドオピニオンhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/48