百寿者(100歳以上の高齢者)で亡くなったお祖母様(故人)をもつ奥さんと話していました。
「祖母は7月のお盆はなんだかねー」つまり、お盆の気がしない!のでしょうか。で、今日の墓参となったようです。
お祖母様は、新潟県出身で上京されたあとでも、「義父母様、旦那様やご親戚一同が新潟県出身者」であったとのこと。
現在は、東京初代様が頑張ったご家庭ばかりで、裕福なご様子です。
また、皆さんが東京に出てきてからも「各家庭で報恩講(親鸞聖人の命日法要)の集まりがありました」これは東アジア太平洋戦の後のどさくさでなくなってしまったようです。
しかし、ご家庭の文化と宗教は、日本海側のままであったようです。「ご法事もお灯明料をおさめますが、お塔婆はなかったです」「報恩講はありますが施餓鬼会はないです」「年に4回の付け届けをしますが、年会費はなかった」だそうです。「(ご本尊様は)阿弥陀様でした」浄土真宗のお寺の門徒様ですね。
浄土真宗の文化を持った=親鸞聖人からお預かりした大切なお檀家というわけですね。
墓前で阿弥陀如来根本陀羅尼をとなえました。真言宗豊山派式の発音ですけれど。
早朝の墓参をありがとうございました。
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