「檀家様が代々同じ寺を支え続けるという概念」について書きます。もう少し考えて、追加の予定です。
現在、「福性寺の歴史」第10版を作る作業を毎日行っています。元来「福性寺の歴史」は、母の一周忌に発行しました。母の追悼文集でした。このため、母の記事が多くあります。ある僧侶様から「田久保さん!マザコンだねー」と。
いやいや、身近な存在(母)から福性寺の歴史を学んでほしいと考えましたとは説明しませんでした。
福性寺の歴史を知って頂き「福性寺をかけがえのない(代わりになるものがない)存在」と感じて頂きたいと思いました。「かけがえのない存在?」については2点あると思います。
1.現在の檀家様につながる江戸時代からのご先祖様を含む数代~十数代にわたる先祖の眠る地である。
2.梶原堀之内村(現在の北区堀船1~3丁目)の歴史的文物の残る唯一の地(=ミニ博物館)である。堀船の町の中に「道標」「仏像」「庚申塔」は一切なくなりました。行方がわからないです。廃棄したのでしょうか。
福性寺を「かけがえのない存在」とお考え頂き、福性寺の永代の存続を皆様のご希望として頂きたいと思いました。

かき氷の写真で涼んでください 福性寺専属のカメラマン(高校生)と日光チロリン村で日光天然氷の「かき氷」を食べました 右は氷イチゴです 左は何かわかりますか?氷マロン・氷モンブラン?氷巨峰ブドウ?ナシ?バナナ?答えは最後に
今回の第10版は「ご本尊様四百年記念」です。
ところで「福性寺の歴史」の中の英文は、最初は私の書いたままの英文でした。第4版からシアトル高野山住職の今中太定師と奥様のジェシカさん(大学教授)に校正をお願いしています。
今回、追加した英文に、日本人には「あたりまえ」「普通」ですが、「外国人には理解ができないこと」がありました。
「檀家様の後継者」を「successors of parishioners」と訳しました。Parishioners「教区内の人々」は「檀家様」の意味で使いました。普段はsupportersやmembersを使うことが多いです。あと後継者successorsを加えています。
これでは大切な「先祖代々(の貢献)」の意味が含まれない!今中太定師は日本人僧侶!すぐに意味をわかってくれました。
しかし、今中師の奥様ジェシカさんは、意味がとれないらしいです。何を言っているのかわからない!でしょう。
「檀家様が代々同じ寺を支え続けるものという概念がアメリカにはなく」(今中師)理解できないようです。福性寺には「証拠がある1655年から何代にもわたる檀家様」がいます。「うちは18代目です」と檀家様から聞いたことがあります。
「・・・檀家制度のように、一定の檀家がガッチリと特定の寺を守り続けるという形態は、やはりユニークかと思われます」(今中師)。
(先祖代々の意味を含む)檀家という英単語は米国人には、ない、わからないということらしいです。
最近「檀家制度は廃止」という寺院を聞きます。私にとっては考えるべきことあ多いです。
写真説明追加
かき氷チョコレートです。ありえない組み合わせではないでしょうか=住職が古いだけです!有名ブランドのチョコレートシロップでした。
古い?それでは以下を提案します(笑)ドライマティーニをかけたかき氷!かき氷リキュールとか?かき氷マイタイ、ギムレットとかは(笑)横道にそれました。ごめんなさい。(笑)はジョークの意味です。