境内では、小さな黄色のリコリス(彼岸花の仲間)が咲いています。10本ぐらいでしょうか。花弁が小さく数が少ないです。なかなか、可憐です。
しかし、秋のお彼岸に一斉に開花する真紅の(本当の!)彼岸花・曼珠沙華がやはり素晴らしいですね。
ところで、彼岸花は種を作りません(リコリスの中には種を作るものもあります)。球根から子供の球根ができます。つまり、隣り合った彼岸花は遺伝子などが同じです。このため、近くに咲く親子、兄弟、姉妹、親戚(?)が仲良く、同じ時季に一斉に開花します。
黄色は袈裟(けさ)の色で、仏教の色であるという人がいます。また、真言宗では、黄色は大日如来や阿閦如来を表しているという人がいます。福性寺のご本尊様は大日如来様です。明治時代の初めの廃仏毀釈、大正の関東大震災、昭和の大東亜戦争(太平洋戦争)を乗り越えて、寛永時代の清浄なお姿のままです。
9月23日(お彼岸のお中日=秋分の日)11時からの彼岸会読経会にご参加頂き近くからご参拝下さい。
どなたでも、ご参加頂けます。