最近、がん(癌)の患者様にトマトジュースとブラック(ラズ)ベリーのジャムをおすすめしました(10月22日記事)。
この記事をお読みになった方から、タイトルのご質問を頂きました。「医者の不養生」を考えたのでしょうか?もっとも、開業医の平均寿命は短いというデータがあります。そうでもないとの意見もあります。でも、「医者の不養生」昔の人は面白いことを言いますね!「紺屋の白袴」も。あと「坊主の不信心」ですか?さすがに「坊主の無信心」とは聞きませんが(笑)ごめんなさい。 話が横道にそれ過ぎました。
食べ物の話題ですが、単なる「美味しい不味い」の話題ではありませんので書きます。最初に、私は特別に「サプリメント」を摂ってはいません。
しかし、私の毎朝の飲み物は、トマトジュース(無塩)と牛乳です。旅行に行っても、ホテルや旅館にお願いしています。このお返事で、よろしいでしょうか?
まずい!とのことですが、よく熟したトマトのジュースは、当たり前ですが「トマトの味」がします。ごく普通のトマトジュースを飲んでいます。栽培時に水分を少なくして育てたトマトジュースは、甘くて高価ですね。
あと、健康に関する食事として、カレーライスはよく食べます。カレーの黄色の色素クルクミンが入っているからではなくて、簡単に、どこでも食べられるからです。これは皆様とおなじです。しかし、クルクミンはCox2(炎症によりできてくる酵素で癌を促進する)を抑え、大腸では発癌を抑えると考えられています。
思い出すのは、留学中ニュージーランドのお寺で、カレーライスをご馳走になっていたことです。完全に野菜だけのカレーです。同じお皿にご飯つきでした。ゆでたポテト、キューリやトマトなどの野菜に薄いカレールーを混ぜたようなものでした。記事の最初に書いたように、お寺の世界では「美味しい不味い」は言わないことになっていますので、味はご想像下さい。肉は入っていませんでした。もちろん、大腸癌や乳癌と関係があるとされている「赤身肉」(魚や鶏以外の獣肉)も入っていませんでした。
以下もご覧下さい。
ニュージーランドの寺院について 令和元年2019年6月4日 ニュージーランドの大仏様 ニュージーランドワイン https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3611
美味しい不味いについて 令和2年2020年8月19日先代住職からのお小遣い「真言陀羅尼蔵の解説第3版」美味しい不味い https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6710