スリランカミヒンタレー市のサンガラタナ師(Rev. BOTALEGAMA SANGARATANA THERO)からEメールが昨日(10月27日)到着しました。「仏教徒海外奨学基金」の受け入れ先です。
最初、6月の満月日(ポソン・ポヤ・デイ)に奨学金の授与式は行われるはずでした。この日はアショーカ王の使者が仏教をスリランカに伝えた日です。祝日です。6月に「仏教徒海外奨学基金」から奨学金(40万円)を送ってありました。
英文のメールでした。以下、翻訳しました。青字部分です。
親愛なる皆様 皆様が健康であることを願っています。COVID19の流行により、私たちがすでに決めていた奨学金に関するプログラム(授与式やお祝いの諸行事)を開催することができませんでした。その理由は、スリランカではCOVID19の第2波に直面しているからです。そのため、すべての学校が閉鎖され、政府は6人以上は集まらないことと、家に留まるようにと発表しました。しかし、なぜかこれらの政府の健康指導(ガイダンス・指針)が中断となり、私たちはプログラムを2020年10月18日に成功裏に実施しました。この危機的な状況の中で、子どもたちの教育を発展させるための支援をしてくださった皆様に心から感謝いたします。プログラム中に撮影した写真を添付します。どうかご覧下さい。また、子供たちが描いた絵を郵送します。この場をお借りして、このプログラムのサポートについて、ご提供いただいた皆様と貴重なチームに感謝いたします。有難うございました。B.サンガラタナセロ
スリランカは450年にわたりポルトガル、オランダ、イギリスの植民地となりながらも釈尊(おシャカ様・ブッダ)の教えが消えることはありませんでした。以下にスリランカでの奨学基金に関する過去記事があります。
ポソン・ポヤ・デイについて 令和元年2019年7月27日6月16日に奨学金を配布 スリランカに仏教伝来 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3959
仏教徒海外奨学基金の総会について 平成31年2019年3月14日仏教徒海外奨学基金 配布額 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2902
スリランカについて 平成30年2018年2月12日サンガラタナ師からの絵ハガキ 仏教徒海外奨学基金https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/991
昨日午後、サンガラタナ師に電話を致しました。現在、新型コロナウイルスの第2波とのこと。 現在までに8千人が感染し16人が亡くなっているそうです(人口2100万人)。 しかし、サンガラタナ師や子供たちに感染者はなく元気であるとのことです。感染者も死亡数もだいぶ日本よりも少ないです。