今頃の毎朝の福性寺の参道はケヤキの「枯葉」が積もっています。神社のケヤキの葉です。
あまりにも知られていますから「枯葉」で思い出すのは、釈尊(お釈迦様、ブッダ)の入滅(にゅうめつ)のときですか?サラの樹が色を変えました。枯れたのです。これはどなたにも、第1番目に思い出してほしいです。
それとも、私の世代ではシャンソンの「枯葉」を思い出しますか? 赤坂の「ブン」で古賀力さんのシャンソンを聞いたことがあります。1度だけ。病理学の先輩(藤原睦憲博士)につれていってもらいました。パリの「ラパンアジル」も1度。パリのユネスコ本部で食道に関する国際学会OESOが2-3年に1度開かれます。食道は私の専門です。そのたびにパリに出かけています。英語による発表がありますので、緊張していて観光はほとんどしたことがないです。しかし、パリのプラタナスやマロニエの「枯葉」の舞う舗道・シャンゼリゼ・ロダン美術館などは、容易に思い出すことができます。
私は西洋の音楽は全然ダメです。ずーっと昔、飛行機はJALばかり乗っていました。JALには大好きな日本の歌(演歌)専門のチャンネルがありました。ANAでは演歌ばかりを聴くことができなかったからです。
子供のころから清掃していました。また、私の子供が成人するころまで、子供と一緒に毎朝参道を掃除したことを思い出します。子供と一緒は50歳近くまでです。
ところで、参道や庭の掃除から得た知識があります。見た目がきれいでも、掃くと必ず小さな枯葉やゴミがでてきます。また、毎日掃くと草が生えないことなどです。
清掃担当の皆さんには「きれいに見えても必ず掃いて下さい」とお話をしています。