満開の安行寒緋桜に尾の長い緑色のインコがとまっています。どこかから逃げ出したのかしら?境内のお掃除の担当のお二人が議論しています。
どうもそうではないらしいです。調べてくれた人が、メールで教えてくれました。ペットとして飼われていたものが、野生化したインコらしいです。ワカケホンセイインコという名前でした。「とうとう福性寺さまにまで来ましてね!」とのこと。東京都北区でも飛鳥山や赤羽自然観察公園にたくさん住んでいるらしいです。
以前、東京の西部や多摩川の周辺で繁殖しているとニュースで聞いたことがあります。大繁殖して、大きな声やフンは、公害となっているとの話もあります。オウム病を媒介することがあるのでしょうか?
お寺の被害は、サクラの花の蜜を吸った後(?)、花を地面に落としてしまうことぐらいです。枝一つぶんぐらいはアッという間に花を落とします。
それでも、インドやスリランカに生息していると聞くと、釈尊(釈迦)を思って、ちょっと許せる気持ちが湧きます。釈尊の国の鳥ですから。桜の木も歓迎しているようにも見えます。
仏教説話の中では、オウムは(インコではありませんが)火事を消すなど、好ましい役を割り当てられていることが多いと思います。
いずれにしましてもペットを故意に放してはいけませんね。