ずいぶん以前から、医療従事者の給与や手当について書いてきました。特に新型コロナウイルス感染症の蔓延時には、特別手当が必要と書きました。
しかし、病院の収入が減ったために、看護師など職員のボーナスが削減されそうになりました。そんな病院があるのか!と思いました。事業所の収入・業績次第により給与を減らすという最近のドライな考えかた(新自由主義?)でしょうか。しかし、共同して支えてきた組織ですから、経済的にマイナスな時には、収入の少ない人のマイナスを極力小さくするという江戸時代の農村(「村請制度」の理想 現代人の心情にも影響)のような考えは必要と思います。
相変わらず、全く手当のない病院もあります。しかし、いくつかの病院では直接新型コロナウイルス感染症患者に対応している医療者には、去年の夏前ごろから2 千円から3千円(1日)前後の手当てが出るようになったとのことです。皆様はこの金額をどうお考えになりますか?もっと、議論すべき金額かなと思います。
以下の医療従事者の給与や手当てに関する記事もチェックして下さい。
令和2年2020年5月7日医療従事者に特別手当の支給を 臨床医がうらやましい https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5990
平成30年2018年10月4日知識欲・知識を得たいと言う欲望 ノーベル賞 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1846
以下は新しい医学的知識を得るためのコストについて書きました。特にお読み頂きたいです。
平成30年2018年10月27日医師・看護師の手当について 早く書くように?! https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1919