寺の建物や墓地には、子供のころに見た自然が残っていることがあります。いろいろ気づくことがあります。
今秋は「ドロバチ」の巣が4ヶ所にあります。涅槃仏様にひとつと水野家の聖観音様にふたつです。客殿の壁の巣は塗り替えたあと、なくなりました。フッ素樹脂の塗料でツルツルですから、再び作ることができなかったようです。本堂の高いところにもうひとつ。
ところで、ドロバチは何種類もいるようです。福性寺のドロバチは、あの!ウエストのとても細い黒いハチです。とてもスタイルがよいのに、名前はドロバチです。名は体を表さないです。
毎年同じ場所に巣を作ります。子供のころは意味もなく壊していたと思います。干からびた青虫(土色になっていました)やさなぎが入っていました。最近は気がついてもそのままです。マーいいかなです。感動がない。
親のドロバチが土を集めて、(たぶん)だ液と混ぜて巣を作り、卵と幼虫の栄養となるイモムシ・青虫を入れると巣の出入り口をふさぎます。ふさいでもかすかに凹んでいます。春になると羽化するようです。
落ち葉の季節ですが、墓地の清潔に努めています。墓参においで下さい。
水野家の聖観音像 前回撮影した6月には、まだ巣がないようです。
令和3年2021年6月17日梶原堀之内村 水野藤右衛門信成と水野信定 寺には郷土の歴史があります https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9264
客殿の塗り替えは今年春でした
令和3年2021年3月10日 私の代の最後の客殿の塗装https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8371