真夏でも、週末は年回忌の追善法要があります。祭日も同様です。
前回の週末は法要が多かったです。27回忌、7回忌、13回忌などの法要がありました。お通夜もありました。ご供養の仏様は、すべて私の記憶にある方ばかりです。長く住職をしています。43年目です。全てのお墓には、生前のお姿を思い出すことのできる仏様がおいでです。
法要の始めには故人の思い出から始めることが多いです。以下の世間話です。
難病であったことをお話しました。30年近くたった今でも治療法がないことも。残念ですね。
旦那様のお戒名と同じ意味が含まれていることをお話しました。お戒名の説明です。
「ヤア!住職」と遠くからいつも大きな声と手を上げてご挨拶を頂いたことなどをお話しました。
また、つい冗談を言ってしまうことがあります。うるさいかな!と反省しています。
それから法要です。「随時解説法要」で行っています。法要の途中、所作やお経の前後で意味を説明していきます。ご本尊様を法要の中で、解説します。
ところで、お檀家は偉いんですよ。法要のあと「清潔な本堂でお焼香できてよかったです」「心が静まりました」「これで安心しました」「丁寧な法要で有難うございました。涙が出ました」などなど、「不良住職」の元気がでるように話してくれるんです。言施ですね。かなりの不良(誰?)でもマジメになりますね。
発句経にあったと思います。もちろん友松圓諦師の翻訳です。以下、正確な記憶ではないですが「言葉をつつしみ賢明・静寂である修行者が説く仏法は甘美である」のですから、私の説明は、うるさかったりして、まだまだこれから(笑)の手前にも届いていません。
平成31年2019年1月22日2回の追善供養法要 フレイル・サルコペニア? https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2529
令和元年 2019年9月12日年回忌法要 お檀家ではないのですが・・・https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4270
令和元年 2019年10月7日60年間!の独身 住職は真似できないです https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4447