JRの幹線駅の近くでお母様と娘様が長くお二人だけで仲良くお暮しでした。
病院で闘病中、お母様のたっての希望で自宅に帰ってきました。ご帰宅後、一度お見舞いに出かけました。故人が「家で死にたい」と話していました。
2週間ほどで亡くなりました。
お母様の知り合いの葬儀社の社長が、葬儀会場や祭壇など一切を決めたらしいです。そんなことあるんだ!ですね。今どき。
自宅葬儀をしたいとの故人と娘様のご希望は「狭くてできません」「今どき自宅はありません」と。60歳の娘様が泣いています。困ったな!相談相手の居ない女性で、見くびっているのかしら。いや、それとも娘様が大変にならないように、親切心で考えた結果かしら。
「自宅葬儀をしたい」ともう一度話してみたらとアドバイスしました。しかし「もうあいたくない」「話したくない」というのです。まさに心的外傷・トラウマですね。怨憎会苦(おんぞうえく)です。
全て引き受けて、別の葬儀社が自宅葬儀をしました。葬儀社には「喪主の言うことは何でもOKして下さい」と話しました。とても熱心にサービスしたようです。葬儀社・火葬場への支払いが60万円ちょっとで全て終わったとのこと。
「お寺様のご依頼ですから葬儀を完璧にお手伝いしました」エー!それ、なんか違うな!ですよね。これ以上は書きませんけれど。
ご自宅で、ご遺体と私と娘様、それにご親戚の皆さん3人の葬儀でした。お経本を置くスペースは、ほとんどありませんでした。狭かったですが自宅で葬儀ができました。
令和4年2022年11月16日シャクヤク///https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14753
令和3年2021年5月9日 ・・・「花さか住職?ですね」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8923
平成30年2018年12月20日憂鬱・・・なご依頼 高庵寺様にお借りした知恵 葬儀経費 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2187